絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

アメブロの後の話2 No.136

新店舗の状況 入社当初、僕も一緒にオープニングスタッフとして働く筈だった店舗の話。 その店舗が新規オープンして、従業員達は、入社した数か月後から会社と慢性的にトラブルを起こす。 その内容も、僕の所属していた旧店舗と同様に、会社幹部のいい加減さ…

アメブロの後の話1 No.135

このブログをアメーバブログで書いていた頃は、僕はまだカラオケ店で働いている時だった。 アメーバブログで書き綴っていた職場の話も、前回の内容の辺りで区切り、ブログの終りとしていた。 このはてなブログでは、もう少し話を追加して、その後に始まる訴…

上司の強要への抵抗3 No.134

メニュー変更の結末 メニューの入れ替えを実施する過程では、社長へ報告しなければならず、そのことで社長やS本部長などもこの問題に関与してくる。 メニューの入れ替えと同時に、10年以上使い続けたカラオケ機を買い換え、複数の事柄を盛り込んでカラオケ店…

上司の強要への抵抗2 No.133

Mの指示 S専務が退職したからといって『Mが高木を使って、カラオケを作り替えろ』というS専務の指示は消えない。 話の時期を少し遡り、S専務が退職する以前。 S専務の指示は、カラオケ店の売上を上げる、ということを目標には持ったけれど、それに連なった腹…

上司の強要への抵抗1 No.132

専務の空回り 退職を切り出してから、既に2年半くらいは経過していたと思う。 それ迄に、僕とS専務との会話の中で、 『最後に休みをとってから、どれくらい経っているの?』 『会社の状況から考えて、高木は休みなんかとれない事、解っているよね?』 とい…

店長不在の店舗5 No.131

事務員からの批判 古くからいたアルバイト達を退職させた後、アルバイト事務員から受ける僕への批判は止まらない。 「◯(新人アルバイト)なんかよりも◯(古くからいたアルバイト達)達の方が仕事をしていた。」 「仕事をしなかったとしても、そういう従業員とし…

店長不在の店舗4 No.130

引き抜かれてきた店長 Kという人物が、店長になることを前提に入社してきた。 Kはパチンコ店の常連客で、S本部長とS専務から誘われて、そのときにやっていた飲食店の仕事を退職して入社してきた。 しかし、入社前にS本部長から聞いていた待遇と実際の待遇に…

店長不在の店舗3 No.129

下がり止まる売上 人の悪意を集めているときというのは、こちらの努力で成果が見えはじめても、それ以上のまわりの悪意で台無しにされ、より惨めな状況に連れていかれる。 パチンコ店に居たとき以上に、カラオケ店の環境は狂っていく。 普通に考えれば、こん…

店長不在の店舗2 No.128

カラオケ店の変化 M店長が居なくなってから、僕はアルバイト達へ状況を説明した。 『S課長はカラオケ店のアルバイト達を辞めさせようと、口実を探っている。 アルバイト達は、何かがあってもS本部長が助けてくれると思っているけれど、S本部長自体はカラオケ…

店長不在の店舗1 No.127

店舗の営業とヤクザ 退職までの働く期間がのびる程、このカラオケ店にまつわる色んな情報や噂等が耳に入ってきた。 時期に退職する僕には、関与して深入りするべきことではないのだけれど、その耳にする情報から、大体の統合も出来ていく。 このカラオケ店の…

店長の退職 No.126

退職への説得 退職することが確定している状態で、僕はカラオケ店へ移動してきた。 しかし、いつまでも退職を引き伸ばされ、辞めさせては貰えない。 僕が最初に会社へ退職を求めたのは、12月末頃。 そこからズルズルと時期を引っ張られ、6~7月頃にカラオケ…

移動したカラオケ店の状況2 No.125

従業員達の腹の底 カラオケ店のM店長は、僕と同じ時期に入社してきた従業員であった。 僕がカラオケ店に移動してくる数ヶ月前、パチンコの新店舗からカラオケ店に移動してきて、カラオケ店の店長となった。 M店長は僕とは違い、要領よく立ち回る人物で、本部…

移動したカラオケ店の状況1 No.124

カラオケ店への移動の経緯 まずカラオケ店の事情と、僕がカラオケ店へ移動することになった経緯から説明する。 このカラオケ店は、S課長のお兄さんが最初の店長であり、S課長もその当時はカラオケ店で働いていたそうだ。 カラオケ店と書いてはいるけれど、元…

退職願いとカラオケ店への移動 No.123

パチンコ店の退職願い 専務へ退職の意思を伝える。 具体的な退職理由として述べたのは、もう少し絵を描く時間を確保したいということだ。 僕は使えない従業員という認識を持たれていたのもあり、僕がいなくなること自体に何の心配も持たれなかった。 僕自身…

公募おひろめ展2020

ねこの引出しさんにて開催中『公募おひろめ展2020』7月17日(金)~28日(火)(22日23日は休)営業時間は12時~17時住所 東京都中央区東日本橋2-12-2 先日、『公募おひろめ展2020』の会場へ行ってまいりました。 僕も1点『大福の妖精(大福ちゃん)』を展示させて…

パチンコ店での勤務2 No.122

従業員の入れ替わり アルバイト等を含めた8人のホール従業員のなかから、突然4人の正社員が退職していった。 店舗のやり方としては、いつも本来必要な人員から一人分足りない人員でホールをまわしている。 そうしてホールをまわしている人員の半分が、突然…

パチンコ店での勤務1 No.121

班長という役職 パチンコ店に入社してから、僕はよくネット検索をした。 僕は、自分が愚鈍な人間であることは認識している。 そんな自分であっても、少しでも仕事に関することを把握し、前進するように考えた。 例えば、僕が画家として絵を描くという行為を…

パチンコ店への就職 No.120

パチンコ店へ入社 リーマンショックの影響下で、なかなか仕事を選べない状態となっていた時期。 飲食店かパチンコ店か新聞配達か、僕の選択肢はそんな辺りに絞れていき、そういう仕事であれば、まだ仕事にはありつける感じであった。 そのなかから、最終的に…

リーマンショックと派遣切り No.119

再び自動車工場へ 清美との同棲生活を終えてから、また派遣会社を利用して工場で働くこととした。 昨年くらいに話題になった、ドーンとかゴーンとかいう感じの人の経営関連で話題になった、あの自動車会社の工場が派遣先だった。 タイトルとこの書き出しで、…

止まった時間2 No.118

虫垂炎 今回も、急性腸炎の続きの話となる。 30歳を過ぎて、今は一番頑張っていなければならない時期と思いつつ、思うような人生を歩めず、何もかたちにはならずにいた。 当時に働いていた派遣会社では、派遣先の職場の都合やらで仕事や住まいなんかも失う…

止まった時間1 No.117

あれからの時間 それからの僕は、ろくな人生などは送っていなくて、大体同じようなことを繰り返している。 新たに出会う人や昔から僕を知る人などは、美術大学を出て絵を描いていこうとする僕の人生を、夢があって羨ましいとか言うけれど、そんな羨ましいな…

K先生との手紙とその背景4 No.116

実家を離れて 北海道を離れて最終的に行き着いた先は岡山県だった。 暫くのんびりしたい気持ちもあったが、何をするにもお金の問題が絡む為、岡山県にある自動車工場へ派遣会社を通して働くこととなった。 行き先なんかも、どこでも良かった。 絵のことも暫…

K先生との手紙とその背景3 No.115

最後に送った手紙 引き払った京都の部屋宛に、K先生(女子)から展覧会の案内が来ていて、そこから実家にいるの僕の処へその案内は転送されてきた。 僕はこれ迄に、何度もK先生へ手紙を書きかけては捨てていた。 自分の気持ちや考えがまとまらず、手紙を書くこ…

K先生との手紙とその背景2 No.114

北山と木路先生の話 北海道に戻ったばかりの頃、浪人時代に予備校で仲良くしてくれた北山と札幌で会っている。 北山は、1年間の浪人生活を送った翌年、沖縄芸大へ入学し、同大学の大学院も卒業した。 それから、実家のある北海道の札幌に戻っている。 北山…

K先生との手紙とその背景1 No.113

K先生(女子)との手紙のやり取りと、その背景の話。 僕からのK先生(女子)へ手紙を送った最後の数回、僕からの手紙は、K先生(女子)側にとっては意味不明の内容だったかもしれない。 それは気を引こうとしたり、おかしなことをしようと考えた訳ではない。 卒業…

卒業後 No.112

話の流れとして美術大学は卒業したけれど、カテゴリーにしている『画学生時代』としての話は、もう数回くらい続きます。 壊れた心 美術大学を卒業してからの僕の心は、大学在学中のとき以上に壊れていた。 というよりは、壊れた部分を、卒業後に認識していっ…

赤綿さんの個展、行ってきました。

昨日、Facebook上の友達である赤綿さんの個展にお邪魔してきました。 写真も、了承を貰ってスマホで撮影したものです。 赤 綿 個 展 2020年 5月24日~5月31日まで 12:00~20:00 DORADO GALLERY 東京都新宿区早稲田鶴巻町517ドラード和世蛇103 やはり僕は写…

画材店からの視線 No.111

画材屋 美術大学を卒業した前後の話。 大学の敷地内には画材屋さんが入っていて、生徒向けに営業をしている。 僕は幾つもの画材屋さんで、画材についての質問を持ちかけながら、買い物をよくしていた。 大学の敷地内での画材屋さんに関しても、一般的な生徒…

卒業と訴訟への葛藤 No.110

卒業製作 美大の最後の年も、最後まで日本画の授業を受けさせては貰えず、大学事務や日本画教員達は、何ひとつ約束を守ることなく、僕は卒業を迎える。 入学当初に、ある教員からは『君は、大学で学ぶ最低限の力さえない』と決めつけられ、まわりの教員も生…

自由と身勝手の違い No.109

タイトルにした『自由と身勝手の違い』の結論を最初に書いてしまうと、責任を持つか持たないかの違いとなる。 自由という言葉 僕の通っていた美術大学を運営する法人名には、『自由』という単語がついている。 その兼ね合いがあってと思うのだが、僕が大学へ…