絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

労働裁判3 No.144

情報開示請求 被告との話し合いは、同じ様な内容を繰り返し、最終的な期間としても1年半の訴訟となった。 被告は話し合いの最後まで、原告の立場は管理監督者であり、現場作業なんか殆どしていなかったと語る。 同時に、『原告のブログで書かれた内容は信用…

労働裁判2 No.143

便利さと違和感 僕と弁護士さんとの契約では、裁判の全てを弁護士さんへ一任するものになっていた。 一任すると言っても、僕と弁護士さんとで前以ての打ち合わせをするし、その打ち合わせの内容を基に、弁護士さんは訴訟を進めていく。 その一任の契約をして…

労働裁判1 No.142

訴訟の始まり 民事訴訟は始まる。 僕側が原告となり、会社側は被告となる。 訴訟は、原告から未払いの残業代を求める書類を作り、そこへ被告が反論していく。 以降は、原告と被告で交互に反論や主張をしていく。 お互いの主張は、訴訟前から殆ど変わらない。…

残業代請求への拒否 No.141

退職した会社からの回答書 残業代請求を行った後、退職した会社から、残業代請求に対する回答書が返ってくる。 この回答書のことをインターネットで調べてみると、こんな傾向があることを知る。 この回答書の多くの場合、会社側は事実を歪めたかたちで書かれ…

未払いの残業代請求 No.140

残業代請求への決断 未払いの残業代請求の件で、僕は弁護士さんへ依頼するまでにかなり悩んだ。 会社を退職した直後には、この会社の不当な扱いのなかでも、僕は自分がやるべきことをやり切ったつもりでいた。 だから、残業代請求の考えも僅かに頭へ残しつつ…

近年の労働裁判の流れと労働審判 No.139

むかし何度か耳にしていた言葉で「アメリカ等は訴訟大国である」なんてものがった。 ペットをお風呂に入れて、濡れた毛を乾かすために電子レンジに入れて死なせてしまい、電子レンジのメーカーを訴えて勝訴したとか(この話は嘘らしい)。 バスケットボールの…

退職した会社へ、未払いの残業代請求をすべきかの迷い No.138

残業代請求への迷い 結果的なことから述べると、僕は退職してから暫くして、会社へ残業代の請求をした。 その過程には色んな迷いがあり、踏み出すまでには時間はかかったし、踏み出してからも『こんなことを始めて良かったのだろうか?』という迷いや戸惑い…

アメブロの後の話3 No.137

退職直後 僕はカラオケ店を退職する直前まで、何かと忙しく動いていた。 それを尻目に、Y本部長はのんびりとした毎日を送っていて、店舗内の仕事の手伝いをしてくれなければ、仕事の引き継ぎもしてくれないことに、僕は最後まで怒っていた。 そうして、カラ…

アメブロの後の話2 No.136

新店舗の状況 入社当初、僕も一緒にオープニングスタッフとして働く筈だった店舗の話。 その店舗が新規オープンして、従業員達は、入社した数か月後から会社と慢性的にトラブルを起こす。 その内容も、僕の所属していた旧店舗と同様に、会社幹部のいい加減さ…

アメブロの後の話1 No.135

このブログをアメーバブログで書いていた頃は、僕はまだカラオケ店で働いている時だった。 アメーバブログで書き綴っていた職場の話も、前回の内容の辺りで区切り、ブログの終りとしていた。 このはてなブログでは、もう少し話を追加して、その後に始まる訴…

上司の強要への抵抗3 No.134

メニュー変更の結末 メニューの入れ替えを実施する過程では、社長へ報告しなければならず、そのことで社長やS本部長などもこの問題に関与してくる。 メニューの入れ替えと同時に、10年以上使い続けたカラオケ機を買い換え、複数の事柄を盛り込んでカラオケ店…

上司の強要への抵抗2 No.133

Mの指示 S専務が退職したからといって『Mが高木を使って、カラオケを作り替えろ』というS専務の指示は消えない。 話の時期を少し遡り、S専務が退職する以前。 S専務の指示は、カラオケ店の売上を上げる、ということを目標には持ったけれど、それに連なった腹…

上司の強要への抵抗1 No.132

専務の空回り 退職を切り出してから、既に2年半くらいは経過していたと思う。 それ迄に、僕とS専務との会話の中で、 『最後に休みをとってから、どれくらい経っているの?』 『会社の状況から考えて、高木は休みなんかとれない事、解っているよね?』 とい…

店長不在の店舗5 No.131

事務員からの批判 古くからいたアルバイト達を退職させた後、アルバイト事務員から受ける僕への批判は止まらない。 「◯(新人アルバイト)なんかよりも◯(古くからいたアルバイト達)達の方が仕事をしていた。」 「仕事をしなかったとしても、そういう従業員とし…

店長不在の店舗4 No.130

引き抜かれてきた店長 Kという人物が、店長になることを前提に入社してきた。 Kはパチンコ店の常連客で、S本部長とS専務から誘われて、そのときにやっていた飲食店の仕事を退職して入社してきた。 しかし、入社前にS本部長から聞いていた待遇と実際の待遇に…

店長不在の店舗3 No.129

下がり止まる売上 人の悪意を集めているときというのは、こちらの努力で成果が見えはじめても、それ以上のまわりの悪意で台無しにされ、より惨めな状況に連れていかれる。 パチンコ店に居たとき以上に、カラオケ店の環境は狂っていく。 普通に考えれば、こん…

店長不在の店舗2 No.128

カラオケ店の変化 M店長が居なくなってから、僕はアルバイト達へ状況を説明した。 『S課長はカラオケ店のアルバイト達を辞めさせようと、口実を探っている。 アルバイト達は、何かがあってもS本部長が助けてくれると思っているけれど、S本部長自体はカラオケ…

店長不在の店舗1 No.127

店舗の営業とヤクザ 退職までの働く期間がのびる程、このカラオケ店にまつわる色んな情報や噂等が耳に入ってきた。 時期に退職する僕には、関与して深入りするべきことではないのだけれど、その耳にする情報から、大体の統合も出来ていく。 このカラオケ店の…