絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本から絵を学ぶ2・竹内栖鳳の本 No.39

竹内栖鳳 大学1年生の半ばあたりで、竹内栖鳳(たけうち せいほう)という日本画画家に興味を持ち始めていく。 竹内栖鳳の絵を見始めたのは、K先生(女子)が「前田青邨の絵が好きです」と語っていたことを切っ掛けに買った本のシリーズのなかにあった一冊であ…

本から絵を学ぶ1・大学で学ぶ姿勢 No.38

顔彩 画学生時代には、いつも絵に関係する本を読む様に心掛けていた。 自分を高める為に、何から始めたら良いのかわからず、大学の教員達とのやり取りからも、それを知ることが出来なかったので、とりあえずは本を読むことしか思い付かなかった。 僕はもとも…

ガラスと布を組み合わせた静物画3 No.37

講評会 この静物画は制作途中のまま、講評会に持っていく。 なぜ制作途中になったのかというと、右上の照明器具が上手くいかなかった。 何度も修正したり、塗りつぶして描き直しても、形に違和感を感じてしまう。 ただでさえ、時間のかかる作業を選んで行っ…

ガラスと布を組み合わせた静物画2 No.36

制作と不安 絵は、長い時間をかければ良いものになるという訳ではないけれど、細かな作業や丁寧な作業を心がければ、それだけ時間もかかってくる。 そんな感じで、僕は課題制作では毎回、時間をかけすぎる程に時間をかけていた。 その関係から、今回の『静物…

第87回独立展と第73回二紀展を観てきた感想

ここ何ヵ月かは、画学生時代の話を続けて書き綴ってきました。 話はまだまだ続くのですが、今回はその件は置いといて、別の話となります。 独立展と二紀展 先日、新国立美術館へ行き、独立展と二紀展を観てきました。 どちらも隣り合った会場で展示していた…

ガラスと布を組み合わせた静物画1 No.35(34は統合しました)

No.34の話は省きました。 ガラスと布を組み合わせた静物画 今回の話は、夏休み明けの課題になる。 課題の内容としては、複数のガラスや布等、それと任意のモチーフを組み合わせて描く様に指示されていた。 そして、僕はこの「静物画」に照明器具と石膏像を組…

アルバイト No.33

アルバイト 長いこと学生時代の話を書いている訳だけど、時系列で言うと大学の前期は終わり、夏休みに入った辺りになる。 僕は先々のことを考えて、アルバイトを始める。 そのアルバイトは、個人が経営している小さな居酒屋。 そのアルバイトをやろうと思っ…

絵の方向性3 No.32

本 一学年の後半に入ってから、絵を描く部分に関しては、教員達へ質問を持ちかける考えはなくなっていった。 強要時の指示が理解できない、というのは多々あって、僕が質問することというのは、それくらいになっていく。 それでも、日本画に関して知りたいこ…

絵の方向性2 No.31

自分の進みたい方向 自分の描きたい絵は、どんなものなのか… 色々と考えながら絵を描いてきたけれど、十代の後半頃によく思い浮かべたのは、高校時代に好きだった女の子のこと。 その女の子から感じる曲線や色や雰囲気など、その感じを日本画の美人画に重ね…

絵の方向性1 No.30

教員達の教える絵 美術大学の教員達とのやり取りを何ヵ月もしていると、「教員達の好む絵」も少しずつわかってくる。 その「教員達の好む絵」の話は、今回の内容には大事なことなのだけど、そこを語るのは少し後回しになる。 僕が大学で学ぼうとしていた日本…

デッサンの話4 No.29

アメーバブログからはてなブログへ記事を移行する過程で、手直しをしながら投稿している。 デッサンの話に関しては、かなりの手直しをしていて、元の投稿とは別の話のようになっている。 アメーバブログを書いていた時は、当時の事を思い出すことに重点を置…