大学一年生の学年末 No.43
K先生(女子)の退職
一年生の学年末の時に、K先生(女子)は大学を退職した。
細かな事情通などは全くわからないが、退職時に花を渡したいからと、大学の先輩からお金の徴収を求められ初めて知った。
僕はK先生(女子)が退職するということに、悲しいとか寂しいとか思うことも無かった。
本音をいうと、トラブルになる要素がひとつ消え、これで少しは僕と教員達との関係は修繕出来るのではないか、という感じの思いがあった。
その内容は、これ迄に書いてきた通りであり、その説明は省こうと思う。
退職といっても、実際には一年間だけ居なくなり、その翌年には復帰していた。
退学の求め
それともうひとつ書いておきたいことは。
母に大学を辞めたいと求め、説得出来ずにいた。
大学で起っているトラブルについては、母には一歳伝えず、大学の教えている内容やレベルについて不満がある、という内容だけで話していた。
大学の教える内容に不満があるだけではなく、その状況に振り回され、後半辺りに提出した課題では、酷い絵ばかり描いてしまう自分にも失望していた。
時間や労力などのかかる苦労は度外視し、必死に頑張ろうとしているのに、大学の教員達は、その協力どころか邪魔をしてきてしまう。
僕が頑張っているということは、直接接している先生に限ってはわかっているのだ。
『そうやって頑張ろうとするから、うまく行かないんだ』
『高木は頑張るのを止めて、もっと同級生達と気楽に遊んだ方がいい』
そんな言葉を時々かけられていて、生徒の頑張りに協力も出来ず、自身等が楽することばかり優先するこの教員達を、僕は本音の部分で嫌悪していた。
生徒間で、僕が孤立していることを薄々と気付いていて、『同級生達と遊んだ方がいい』と言っているのだろうが。
その直接の原因は、この教員達の言動であり、僕は既に孤立し、同級生達から嫌がらをしながら遠ざけている状態にもあって。
こんな言葉をかけられた処で、今更どうなるものではないのに、この教員達は自分等の都合でしかものを考えない人達で、そんなことも理解できないのだった。
僕が本来学びたかったことや意味の有る教育は、この大学の教員達から受けられるとは考えられない。
そのことを考慮すると、高い授業料の捻出や僕の生活費などで、これ以上、母に苦労させたくない、という内容の話を続けてきた。
その説得は失敗し、大学を辞めることは出来ずにいた。
こんなことを経て、新学期を迎える。
今回は内容がスカスカなので、もう少しだけ話を追加する。
どこかで余談の様に書いた話なのだけど。
大学の半ばで描いた課題が、大学の案内書に使用され、そのことに母は喜んでいた。
入試の頃に描いた僕の作品が、翌年の入試参考作品に使われていた。
一年生の半ばか後半あたりで、それまで我慢していたテレビデオを買い、テレビ番組を紹介する雑誌を見て、絵に関係しそうな番組は一通り録画していった。
録画した番組は、絵を描きながら見て消化いった。
今回の話で書けるのは、このくらい。
近頃は昔の話を書き綴ってばかりなので、今現在の話を書きたいと思いながら、いつも書かずに終わっています。
という訳で、いま書き綴っている話と全く関係無いのですが…
近頃に描いた絵を貼付します。
↑アクリル画。
職場の人から頼まれ、その人の飼っている黒猫を描きました。
いま書き綴っている話は、まだまだ続いていくのですが、書いていても気分も沈むのですよ^^;