ノーマン・ロックウェルのはなし
十代の頃から好きだった画家・イラストレーターのノーマン・ロックウェルの話を書いてみようと思います。
二十歳前後の頃、ノーマン・ロックウェルの画集は幾つか購入して、その画集を何度も見ていたものです。
2回に分けて投稿しますが、使いたい画像がネットでも見つからないとか、記憶違いが発覚したりとかで、内容の薄い話になるかもしれません。
以前に投稿した伊東深水や平山郁夫の話の時も同様で、話題にしたい画像が殆ど見付からない状態にありました。
それだけに、今回もそうなるかも知れません。
セルフポートレイト
これはノーマン・ロックウェルの自画像で、自身を実物よりも格好よく描こうとしている場面です。
ノーマン・ロックウェル
まずは、解説的なものをウィキペディアから引用します。
ノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell、1894年2月3日 - 1978年11月8日)は、アメリカ合衆国の画家、イラストレーター。軽いタッチでアメリカ合衆国の市民生活を描き、アメリカ合衆国で幅広い大衆的人気を持つ。
彼の絵は1916年から1963年にかけて『サタデー・イーブニング・ポスト』紙の表紙を飾ったが、とりわけ1940年代から1950年代のものが人気がある。彼の絵は商業主義的で一部の近代美術批評家からはまじめな画家とは扱われず、イラストレーターと呼ばれることもあるが、アメリカ合衆国の市民生活の哀歓を巧みに描き、アメリカ人の心を捉えているため、最もアメリカ的な画家のひとりともいえる。
ノーマン・ロックウェルの作品
ノーマン・ロックウェルの絵は、ユーモラスな作品が多いです。
見ていると、知らないうちに微笑んでしまう暖かい作品たちだと思います。
鏡の前の少女
画像元:https://matome.naver.jp/m/odai/2134539063736382501/2134539754536784903
この絵を見ていると、女の子が「きれいになりたい」といっている心の声が聞こえてきそうです。
いいえ、あなただって十分魅力的な女性ですよ、と言ってあげたくなります。
THE RUNAWAY
警察官が家出少年を見つけて「やあ、君はどこに行こうとしてるんだい?」なんて、優しく事情を聞こうとしている場面が思い浮かびます。
人形とお医者さん
少し人見知りする女の子に、お医者さんが「う~ん、これは美味しいもの食べ過ぎて、お腹を壊してますよ。お薬だしておきますね。」といった言葉をかけていそうです。
もしかすると、この女の子を診察する前のやりとりかもしれませんね。
Tattoo Artist
好きな女性ができる度に、その女性の名前を腕に刻み、失恋する度に、その女性の名前に横線を引いている様です。
今回の彼は、何度目の恋でしょうか。
今回こそ、上手くいくことを願っています。
Truth about Santa
画像元:https://blog.goo.ne.jp/bobbyslife/e/801707ed5073be8ddea6bf6ac28952b2
この絵も、見たままですね。
彼はサンタさんの正体を、自宅のタンスの中から発見してしまいました。
心からサンタさんを信じている子供たちは、大人になるまでに、誰もがいつかは気付くことでしょう。
それでも、サンタさんを信じる子供たちにとって、これはとてもショッキングな事件です。