絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

『美樹本晴彦展』と『山本恭子&aomana 展』

 久々の投稿となります。

 幾つかの展覧会へ行きまして、今回は、その記録というか~思い出を残しておきます。

 

美樹本晴彦

 先ずは美樹本晴彦のことからです。

 こちらの展示は、作品の写真撮影はダメということで、ポスターと特典で貰ったクリアファイルの写真だけ撮りました。

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 実際に会場へ行くと、版画展ということでした。

 

 絵の楽しみかたは人それぞれなので、僕の感想は、あくまでも僕なりのものです。

 特に賛同とか求める気もないので、ご理解ください。
 正直な感想を言うと、あまり楽しめませんでした。
 作品は全て版画で、原画はありませんし、昔に描いていた、オーガスとかガンダムとかもありません。

 展示している絵は、たぶんデジタルで描かれているのでしょう。

 僕が展覧会などへ行って絵を見るときは、筆跡とかをじっくり見て、作者の描きかたなんかを想像したりもするのです。

 でも、デジタルから版画を作っていくと、そういう感じが少し違ってきまして。

 デジタルだから出来る、手抜きっぽい感じが目についたり。

 作品関係も、たぶん近頃のものばかりで、昔に見て憧れた水彩画なんかは全くないのです。

 

 版画を何枚も販売する目的の展示ですと、こういう感じになるのでしょうね。

このイラストレーターさん個人や特定の絵がものすごく好きで、複製画で㊙️十万という価格であっても、原寸大で部屋に飾れるのが嬉しい人なら、それで購入しても嬉しいのだと思います。
 でも~原画自体がよくてこれくらいの価値じゃないかな?こういう商売が今でも通用してるの?という思いの方が、僕には先に来ちゃいました。

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 僕がまだ十代で、まだ何も知らない頃だったなら、それなりに楽しめたかも知れません。

 まぁ、年取って面倒臭い奴になっただけかもしれません。

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 同時にやっていた天野さんやラッセンさんの展示は、同じ様な感じなので、省いておきます。

 

山本恭子&aomana

 こちらは、いま早稲田のドラードギャラリーさんで開催中の『山本恭子&aomana』です。

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https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4694139767344873&id=100002466884031

 
山本恭子さん

 山本恭子さんは、ドラードさんの展示で二回ほどご一緒したことがありまして…といっても、沢山いる出品作家さんの作品のなかで、僕の絵も混ぜて戴いただけですけど。

 その時から目をつけていた作家さんです。

 染色関係に強い方で、絵に使われている布絹や色なんかも少し特徴があって、品のある作品ばかりです。

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『ミスティック・サラ』

 

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『気配』

 

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『フィリップ・麿』

 もっと作品画像を貼りたいところですが、別の方の作品画像もたくさん貼る予定なので、ここで止めておきます。

 

aomanaさん

 aomanaさんに関しても、ドラードギャラリーさんの『ネコンペ展』でご一緒したことがあります。

 アクリル画を使われていて、写真的とはちょっと違うリアルな猫達が描かれています。

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『愛しいあのコ』


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『ぼく すぐねるよ』


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『MUSIK』

 

 猫って、絵の題材としては凄くいい存在だと思うのです。

 どこかで猫ブームなんて言われていても、猫好きな人は、ブームなんて言われるよりずっと前から猫好きですよね。

 それから、猫の絵について細かく語ろうとしなくても、猫好きな人は、猫について結構な知識を持った上で絵を見てくれます。

 猫の絵って、見る側にも笑顔が溢れていていいですよね。

 

 本当は、もうひとつの展示の紹介もする筈でしたが、もう仕事に出社する時間となりました。

 という訳で、今回はここを区切りとします。

 それではまた🏃‍♂️