絵と猫とぐだぐだ ~髙木元就

雑記ブログです。趣味で絵を描いています。漫画やイラストなども含めて、幅広く絵の好きな人に読んで貰いたいです。

ドルチェノフという名前の猫 1

 小学校の高学年くらいの頃に友達になり、ルチェノフと名付けた猫がいました。

 

 性格的には甘えん坊で大人しく、以前に語った野良猫のそぼろくんに似ています。

 どこかで聞いた話で、猫は亡くなった後に毛皮を着替えて、可愛がってくれた飼い主さんへ会いにやって来る、というのもあります。

 もし、そういうものが本当にあったなら、そぼろくんはドルチェノフだったと言われると、僕も信じてしまうかもしれません。

 

 この子との思い出は多くて、全部は語れないだろうと思います。

 猫のことに関して、このドルチェノフと接して知ったことや、後になってから理解できたこと、未だに解らないことや不思議に思えていることも多々あります。

 でも、この子と接してきた経験をきっかけに、お別れした後にも色々なことを教わり、考えることができました。

 猫好きな人が猫と接した経験というのは、そういう性質を持つような気がしますね。

 

 この子のことを語るには、この子の写真画像がないという困った状態ですが、許してください。

f:id:motonari1:20190521103118j:image

 添付した画像は、そのドルチェノフを描いたものです。

 毛の模様としては、キジトラ白と呼ばれる模様です。

  竹内栖鳳という日本画画家の描いた、班猫という作品の猫に似ています。

f:id:motonari1:20190521103457j:image

画像元:http://www.yamatane-museum.jp/collection/collection.html

 竹内栖鳳の絵に興味を持った切っ掛けも、この班猫を見てドルチェノフに見えたからです。

 竹内栖鳳の班猫の絵は、中国の皇帝が猫に生まれ変わったという話の絵があり、その話と絵を題材にしています。

 その皇帝猫の話から、体の足部分が白くて、頭や背中にかけてキジトラの模様のある子は、中国では高貴な存在として見られたと何かで読みましたが、それも昔の話でしょうね。

 

 名前の由来については、いつも語るのを避けようと思うのですが、ドイツ系の気になる名前の為によく聞かれてしまいます。

 当時やっていた機甲戦記ドラグナーというロボットもののアニメ番組で、敵キャラクターにドルチェノフというのがいまして、そこから名付けました。

 ↓ドルチェノフ

f:id:motonari1:20190521105810j:image

画像元:http://www.dragonar.net/character/g14.html

 ドルチェノフの愛機のギルガザムネ↓

f:id:motonari1:20190521105957j:image

画像元:https://www.amazon.co.jp/機甲戦記ドラグナー-魂SPEC-YGMA-14-ギルガザムネ-ドルチェノフ仕様/dp/B00JFPBEL0

 ドラグナーというアニメ番組の話は避けますが、本音はドラグナーのことも色々と語りたいです。

 当時はドラグナーの歌を、山瀬まみが歌っていたのですよ~みたいな、どうでもよさそうなネタ話もあります。

 そこへ食いついてきそうな人も、なかには居そうな気がします。

 

 話を戻して、甘えん坊の猫というのは、猫同士の喧嘩で弱い子に育ちやすいものです。

 ですので、縄張り争いとかで負けない強い子になりなさいという意味合いと、冗談でドルチェノフと名付けました。

 それを見ていた母からは、チェルノブイリと呼ばれていました。

 

 野良猫なのに甘えん坊で、どこかで飼われている子ではないかと当時は考えていました。

 でも、後になって思い出す場面々々を考えると、未だに疑問でよくわからなかったりします。

 その辺りも、これから書いていけたらいいなと思います。