銀座・京橋サムホール公募展二◯二◯
身のまわりのことにかまけて、展示の話が遅れました。
といっても、僕と繋がりのある方は、このブログよりFacebookの方を見てくれるので、こっちは記録を残す意味合いになるだけですが。
さて、まずは告知です。
『銀座・京橋サムホール公募展二◯二◯』開催
10月12日(月)~17日(土)まで
こちらの公募展で、僕の絵も入選し、現在展示されています。
僕の絵は茶トラの猫の絵で、タイトルは『白詰草』です。
この絵は、幼い頃に仲良くして貰った、茶トラの野良猫との思い出やイメージを描いている連作のひとつです。
連作といっても、多くは納得のいく絵になっておらず、公開もせずに眠っているものばかりだったりします。
この茶トラの子を、僕は『ねこ』と呼んでいて、仲良くしてもらいました。
この子は何度か子猫を出産し、子育てをする姿なんかも見かけていて、幼かった僕は、この子から色々と教わったものです。
僕は、見たままのものは時間さえかければ描けますが。
想像のなかから絵を組み立てて描いていくのは、上手くいかないことの方が多いです。
でも、自分なりの絵を深めていくには、そこへもっと踏み込んで行かなくてはなりません。
僕の頭のなかでは、この子を描く為の絵のイメージは幾つもあるのですが、僕は時間をかけ過ぎるくらい時間をかけて絵を描いてしまうもので、その連作の絵もなかなか増えていきません。
描いたけれど、納得いかないで放置している絵も幾つかあって、いま画像でお見せしているのは、そういうものも含めています。
今回の『白詰草』は、そんな感じで描いている茶トラの連作のひとつです。
この子の絵をもっと描きためて、画像などで一度に見れたなら、また見え方も変わってくるでしょうし、この子の描いていない世界も、絵を見た方は想像して貰えるかもしれません。
だから、この子のことはもっと描いてあげたいです。
その為にも、僕はもっと腕を磨いて頑張らないといけませんね。
今回、過去の絵を幾つか並べましたが、現時点で恥ずかしく思える絵ばかりで、これからどうなることやら(^_^ゞ