11月も終わり
もうすぐ12月になりますね。
アクリル画 制作途中 部分
今回張りつけた画像は、来年のある公募展用に描いていました。
ただ、細々としたことで、手続きを渋っているうちに、締め切りを迎えてしまいました。
他にも出品したい公募展があるので、本当ならこの絵は放置して、優先順位通りに描いていくべきなのですけどね。
でも僕的に、ちょっと面白いものになりそうで、優先順位を無視して描いています。
今はまだ、絵全体の公開はしないつもりですが、色合い的に結構地味なので、他の人達にはどう見えるのか、制作途中の今から気になるところです。
この絵も、来年のどこかで出品・展示できる機会がくればいいなぁ~等と願っています。
今年の後半では、ようやく公募展の出品という第一歩を踏み出しました。
本来の予定では、以前の職場を退職してから半年ほどで動き出すつもりでいて、そこから1年以上の空白を作ってしまいました。
もっというと、十年くらい前のリーマンショックの辺りで、僕は自分の作品を発表していくつもりで動き始めた筈でした。
それなのに、下らないことに振り回されたり、その下らないことに対して、維持になって抵抗したりすることで、そのたったの一歩までに随分な遠回りをしてしまいました。
そんな感じで、ずっと踏み出せなかった第一歩が、今年の後半から踏み出せたのです。
今年の作品展示は、後半に2回行いました。
ひとつ目の展示は、仙台にある猫専門またたび堂さんでの大ハチワレ展です。
この絵を描いていた頃は、何かと苦しかったのを覚えています。
以前の職場関係者に騙され、理不尽な労働条件で働いていました。
休みはとらせてもらえなく、寝る時間も毎日数時間のなかで、少しずつ進めていました。
その時の職場や関係者たちを、刑事告発や訴訟をしようかと迷いながら、いつもイライラしていました。
自分なりに力不足を感じながらも、今できることをやろうと描ききり、出品した絵でした。
ふたつ目の展示は、早稲田にあるドラードギャラリーさんの創作表現者展です。
面倒事の幾つかから解放され、時間の上では余裕を持って描けました。
絵の題材的に、ヘンテコな絵になる自覚はありましたし、展示の会場で異質な感じで浮くだろうとも想像はしてました。
それでも、自分なりに面白いと思える絵を描き、会場でどの様に見えるのかを確認しようと、敢えて出品することとしました。
どちらの展示も、出品者の立場で会場の作品達を見てまわれたことで、学べたことは多かったように思えます。
出品した僕の絵に対して、「気になった」「面白い」等の声をかけてくれた人が居たことも、お世辞と理解していても励みになりました。
これを機に、もう一歩進めていける様に努力します。
年内では、もう出品や展示の予定はなく、来年を視野に入れた制作を少しずつ進めています。