レゲェ・パンチとマリーフランソワーズ
レゲェ・パンチというカクテルがあります。
今回は、そのレゲェ・パンチで使うリキュールの話です。
レゲェ・パンチについて
レゲェ・パンチを簡単に言ってしまえば、ピーチティーのお酒で、別名はピーチ・ウーロンです。
宮城県仙台市にあるバーで、レゲェ・パンチは考え作られたと聞いたことがあります。
女性向けに考えたカクテルというだけあって、女性が好んで飲んでいるのを見てきました。
僕の働いていた飲み屋では、最初、メニューに乗っていないメニューでした。
元々は飲食店の会社ではなく、その店舗の管理も適当だったこともあり、メニュー表の作り直しをなかなかされない事情がありました。
その頃の僕は、そのお店に業務命令で飛ばされ、状況は何も把握していない状態です。
そこで出されていたレゲェ・パンチは、ウーロンハイにサワー用のピーチシロップを混ぜて作っていて、そういう感じでも注文は来る人気カクテルです。
ですので、お店的には拘りのリキュールを探す必要もなかったのですが、後々に、僕は作り方を変えてしまいます。
ピーチリキュール
レゲェ・パンチの作り方は、烏龍茶にピーチリキュールを混ぜて作るもので、そのリキュールに何を使うかという話です。
よく使われているリキュールをあげると、まずはこのピーチツリーでしょう。
これはレゲェ・パンチ用に作られたリキュールだと聞いたことがあるので、この商品を選べば間違いはないでしょう。
レゲェ・パンチに使うリキュールとして、ピーチツリーと同じくらい目にするリキュールは、↓のルジェ クレーム ド ピーチです。
カクテルの原価的なものを考慮すると、このリキュールが安く美味しいので、こちらでもよいでしょうね。
レゲェ・パンチのリキュールを模索していた時期から考えると、あれから5年くらい経過していると思います。
それから今に至るまで、新しいリキュールも発売されているので、そういう新商品を探して試飲する要素はまだまだあるようです。
タイトルにも書いているマリーフランソワーズというリキュールが、今回の話の中心になります。
結論を言ってしまえば、美味しいけど値段は高い、という方向に向かいます。
高いと言っても2140円で、先にあげた商品と比較すれば500円くらいの差です。
マリーフランソワーズ ペシェ
マリーフランソワーズ ペシェのペシェは、桃を指しています。
この他にもカシスやアプリコットなど、種類はあって評判は良さそうです。
僕の働いていた飲み屋では、このマリーフランソワーズ ペシェをレゲェ・パンチのリキュールに選びました。
レゲェ・パンチなら、わざわざリキュールを選ばなくても注文は来る訳でして、ぶっちゃけピーチツリーやサワー用のシロップでも良かったのです。
そこを敢えてこの高いリキュールにしたのは、少し事情もありました。
勤めていた会社も適当な人が多くて、現場に殆ど足を運ばない上司から、意味不明な利用料金値上げを指示されまして。
それならばコッソリと、使うお酒も良いものに変えてやろうかと動きました。
仕入れるお酒や原価計算とか、僕意外に意識する人は会社内にいませんでしたからね。
原価的にはちょっとアレなのですが、その辺はうまくいきました(^益^)
お客さんの反応
お客さんの反応は、最初の内は殆ど意識していませんでした。
メニュー表にない頃から注文のきていたメニューであり、それまで注文していたお客さんが引き続き注文して飲むだけのことです。
これが「美味しくない」とか「前の方がよかった」という話なら問題ですが、「美味しい」という話なら当然のことで。
だからといって、売上が上がる訳でもないのです。
そのお客さんたちが「美味しい」なんて言葉にしているのを耳にしたのも、3~4ヶ月くらい経過してからです。
僕としては「やっぱりこんなもんかぁ」と思っていましたが、それは僕が気付いていなかっただけで、密かに「あの見世のレゲェ・パンチは美味しい!」と噂になっていたのでした。
ぼくが予想外の反応に気付いたのは、宴会客の連れてきたコンパニオンさんたちで、「ここのレゲェ・パンチが1番美味しい!」と発言しているのを見掛けるのです。
それから、レゲェ・パンチを目的に来てくれたお客さんを見掛ける様にもなって、嬉しく思えたのでした。
という訳で、家飲みでもお店用でも、1度は試して貰いたいリキュールです。
マリーフランソワーズのカシスで作るカシスオレンジも好評でしたよ(*^^*)
こっちはペシェよりも高くなるので、お店でやるには、原価的にご奉仕品になってしまいますがね( ;∀;)